ご挨拶

 取締役 マグノリアSIG事業部 八反田敦子

 

少し長い話しになりますがマグノリアSIG事業部(旧:株式会社マグノリア)創設に至るきっかけは、実は生まれてすぐの出来事にまでさかのぼります。

私が生まれて数ヶ月のとき、祖母の家に年に数回ふらっと現れる按摩の先生が私の泣き声を聞いて、股関節脱臼をしていることに気がつき、治してもらいました。彼女は、まったく目が見えず、ただ手の感覚だけでたくさんの患者さんを治す、私がはじめてあったゴッドハンドでした。

小さいころから、骨格や内臓に問題のあった私は今までにどれだけの治療を受け、どれだけの治療家にあったか。(現在進行形ですが・・・)

その後、私は21歳のときに腰椎ヘルニアで歩けなくなりました。日本にまだ数台しかないMRIを受けに連れて行ってもらったり、腰椎の神経ブロックの注射も受けていました。20歳になるまでは、東京の中村橋にお世話になっていたゴッドハンドの先生がいましたが、私が最後に治療を受けた二日後、ガンで亡くなりました。それから自分のメンテナンスをしてくれる先生にめぐりあえず、気がついたら歩けなくなっていました。3回目の神経ブロックの注射を受けたあと、「このままでいいのか・・・」と不安に思い、そこから自分の体に対する勉強が始まりました。

 

特に東洋医学に興味があり、また誰かに頼らず自分の力で自分の体の問題に気づき、解決したい、そんな思いがあるころ、母がガンになり余命半年と告げられました。そのこともきっかけで、代替療法に興味を持ち、食や水、環境、自然治癒力と繋がっていき、その中で出会ったのが、アロマテラピーとリフレクソロジーでした。

 

当時は、まだアロマテラピーの学校や協会もなく、たまたま雑誌で見つけた市ヶ谷の栗崎先生のところへ通いました。また、リフレクソロジーもまだ「足もみ健康法」と呼ばれているころで、若石のセンターに通いました。限られた時間とお金の中で、「この先生は!」と思う先生のところには通い、でっち奉公していました。学べば学ぶほど、人間の体の奥深さに感動・感銘し、またもっといろんなことを知りたいとオタク度が増してゆきました。その姿勢は今も変わりません。

アロマテラピーを学んだことにより、自宅では一切サラダ油を使わなくなり、なたね油やオリーブオイル、太白のごま油にかわり食塩も使わなくなり、自然塩にかわり、砂糖も上白糖ではなく、サトウキビか黒砂糖、メイプルシロップにかわりました。

 

リフレクソロジーがきっかけで、筋反射にも興味を持ち、カイロやオステオパシーも学び、クレニオセイクラルセラピーに出会い前田先生に「中立な立場」であるセラピストの心得を学びました。今の自分があるのは、たくさんの先生たちとの出会い、陰で支えてくれた家族のおかげだと思います。

 

では、自分は何が出来るのか?これからどうすればいいのか? その形の1つがこの「マグノリア」です。

 

マグノリアを通じて、皆様の「 何か自分なりの表現をしたい」「自分で自分を見つめるきっかけを作りたい」「身体について、健康についていろんな情報を知りたい」といったご要望にお応えしていきたい。それが、私の夢であり形です。


マグノリアの由来

 

『マグノリア』とは木蓮のことです。 白木蓮もありますが、事業部のロゴの木蓮は紫木蓮です。

 

外側は赤またはピンク色、内側は白色の大きな花をつけ、1億年以上も前からすでに今のような姿であったそうで、地球上で最古の花木といわれています。

 

 

     花言葉は、『自然への愛・持続性』

 

自然があってこその私たちの生活。

自然を大切にし、守り、私たちの生活も安全で豊かのものにしたいそのためのご提案、お手伝いが出来たら・・・

『S』…SALON 人が集まる場

『I』…INSTITUT 学ぶ場

『G』…GALERIE 表現する場

3つの場をステージに

 

                その願いがいつまでも続くようにとの思いから『マグノリアSIG』を事業部名にしました。